081239 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

Peco in Wonderland

Peco in Wonderland

VANUATU Day1

DAY1 12MAY2004 (Wed)~バヌアツへ出発~



今日はいよいよバヌアツへ出発する日。前日は残業で帰宅が遅くパッキングも何もしておらず、出発当日にバタバタとしていた。 夜(19時10分発)のフライトで、通常2時間前のチェックインだけど、NF(バヌアツ航空)というちょっとマイナーなエアラインなので勝手にスケジュール変更があったり、と聞いていたのと、オーバーブッキングなども怖かったので、少し早めにシドニー空港へ向かった。今までも何回も空港に来ているけど、こんなに半端な時間帯で今までになく、すごく閑散としていた。無事チェックインを済ませ、空港内のマックで少し腹ごしらえ。早々とイミグレをとおり、免税店をブラブラ。 特に何か買いたかったわけではないけれど、とあるお店でGUCCIの時計がAUD850で売られているのを発見。見ていたら店員さんが寄ってきて、 「Special Price only for you」と言っていきなりAUD700にさがった(←アヤシイ~)。かわいかったので心奪われ、よっぽど買おうかな~と思ったけど、「いやいや旅行も始まっていないのに衝動買いはダメダメ、、」と思い結局買わなかった。それを今ちょっと後悔している。

バヌアツに行くのは初めてだから、バヌアツ航空に乗るのはもちろん初めて。ボーイング737で、席は片側3席xX22列。私たちの席は20のD,F で 3人がけを2人で使うことができた。乗客は、ほとんどホリディーと思わしきオージーばかりでだいたい60%くらいの入りだった。まあ、あんまりビジネスに行くっていう場所でもないけどね。シドニーからバヌアツのポートビラまでは約3時間のフライト。国内のパースに行くより短い飛行時間である。だんだん旅行気分も高まってきた~
機内食はまったく期待していなかったがごく普通。おいしくはないけど。
機内食 バヌアツ空港 飛行機


思ったより暇を持て余すこともなくバヌアツに到着した。現地時間で23時50分。
すっかり真夜中である。着陸して飛行機のタラップを降りて外の空気を感じた途端、もわ~っと南国特有の生温い風だったけど、すごく気分がよかった。 空港は、「これで国際空港?」って思うほどの小ささだった。無理もないけど。

入国審査のすぐ脇には、ローカルの女性が10名くらい楽器を演奏しながら歌を歌っていた。否が応でも旅行気分でハイになってくる。審査を終えた後、念のため、空港内の両替所でAUD60を現地通貨(VAT バツ)に替えておく。荷物をピックアップして外に出ると、今晩から4泊宿泊することになっているHIDEAWAY ISLAND RESORTのお迎えの人と会い、バンに乗りこむ。私たち以外にフランス人の男の子がいたけれど恐ろしく英語が聞き取れない。街灯も無く真っ暗な道をひたすら進む。着いたばかりで右も左もわからないし、恐ろしいほどまわりに何もないのでかなり怖かった。10分弱走って舗装されてない道に入り車が止まる。どうやらここがビーチらしく、「ここでボートが来るのを待て。」と言われ車を降りた。本当に真っ暗で、よくわからなかったけれど、どうやら対岸が島らしく、車のヘッドランプを何回も点滅させると、ボートが迎えに来る仕組みらしい。バヌアツでは島がいくつかあるが、宿泊施設が付随したリゾートとなっている島が多い。そのため、宿泊客が何時でも帰ってこれるように24時間運行の無料フェリーが島とメインのエファテ島を結んでいる。

スーツケースも降ろされ、迎えのバンは立ち去ろうとするのでとても心細くなった、街灯も何もなく真っ暗で、水の音と足元が砂地なのでなんとか“ここがビーチなのかなあ。”というくらいしかわからないが、バンの運転手が、「あれがボートだよ。」と教えてくれた。 よく見えないが、どうやらこちらへ何かが近づいているようだ。やっと肉眼で確認できるところにボートがあることがわかった。それに乗り込み、いざHideaway Islandへ。ただし、波止場のような乗り場もないので、ボートに乗るときにジャブジャブ水の中に入るか、タイミングよく水が引いたときに「えい!」と飛び乗らなければならない。リゾートへは片道3分ほどで到着したが、すでに夜中12時半ほどなのでリゾートはすごく静か。レセプションも閉まっていて、ボートスタッフが部屋まで案内してくれた。真っ暗で迷いそうになる道だった。

ここでは、Ocean Viewバンガローの部屋に泊まることにしていた。HideawayIslandは、唯一のMarin Sanctuary マリンサンクチュアリーで 島自体が海洋公園指定されている。リゾート内にダイビングショップ があり、ダイバーの私にはとても都合がいい。
本土のホテルに宿泊して、この島に日帰りで遊びに来ることもできるけれど、ダイビングやスノーケリングにはやっぱりその島に宿泊しているとラクだなあ、ということもあり、旅行の半分はここに泊まることにしたのだ。HPなどでいろいろ資料を集めるうちに、かなりよさそうに思えたので、リゾートに直接連絡をして予約をして楽しみにしていた。だ~け~ど~!!
部屋に案内されて2人とも急に無言になった。この部屋はまったく予想外だった。どういう意味かと言うと、まったく期待はずれで最悪の部屋だったということだ。
一応、オーシャンビューなのだろうが、今は夜中で真っ暗で何も見えない。また暗い中、部屋がわかるように電気をつけてドアを開けていたので、電球の周りに蛾が何匹か飛んでいる。床はコンクリートうちっぱなしの上に変な布が敷いてあるだけだし、ソファーもベッドもなんだか湿っぽくて座る気がしない。ベッドも小さいし、リネンとかタオルも清潔感がない。トイレやシャワーもとても使う気になれない代物だった。これだったらシドニー郊外のモーテルとか、シドニー市内の3starホテルのほうがよっぽどいいね、とかこの部屋を見て盛り上がったリゾート気分も一気に盛り下がり、無言になった。AUD140払ってこれかよ!って感じで、本当にショックだった。
4starホテルにも泊まれるくらいの値段なのに、、、、
しかし、時間ももう遅すぎ、部屋を変更してもらうにしても、明日以降だ。今日はとにかくこの部屋で寝るしかない。
部屋の中には蚊がいるみたいで、さっそく何箇所か蚊にかまれて最悪だった。シャワーは使う気がしないので、少しべとべとするけれども虫除けスプレーをしてとりあえず寝ることにした。
ベットも湿っていたみたいで、気持ち悪かったが、上にタオルを敷いてなんとか横になった。けれどあまりよく寝付けなかった。
部屋を変えるとしてもこの部屋はこのリゾートの中で一番いいカテゴリーなので、部屋を変えてもホテルを自体を変えないと意味がないんじゃないか、という結論に至った。
とりあえず明日朝起きたら、16日の日曜日から3泊する予定になっているIRIRIKI ISLAND RESORTに電話して前倒しで泊まれないか、と聞いてみることにした。
HIDEAWAY ISLANDの宿泊料は2泊分すでに前払いしており、明日泊まらなかったとしてたぶん戻ってこないだろうは思ったが、もうどうしても耐えられないような部屋だったのであきらめの方向に向かっていた。とにかく明日、IRIRIKI ISLANDに電話しないことにはどうなるかわからないけど。。。
あまりにもショックが大きすぎたので、部屋の写真はありません。しかし、HPで見て想像していたお部屋はこんな感じです。→ こちら 
あー、写真の技術ってすばらしい~!! これじゃみんなだまされるって!








© Rakuten Group, Inc.